小山で眼科をお探しなら斎藤眼科へ。栃木県小山市・栃木市、茨城県結城市・筑西市・古河市などから多数ご来院。小山コンタクトレンズセンター併設。
眼球の内側には光の受容体である網膜があります。特に中心部分の感度の高い部分を黄斑と言います。黄斑の上に繊維性の膜が張る場合があり、これを『網膜前膜または黄斑前膜』と言います。その膜により網膜に光が届かなくなり視力が下がります。また、繊維性の膜により網膜が牽引され、網膜がゆがむことにより、物がゆがんで見えます。
眼内にある硝子体、網膜の老化現象により引きおこされます。60歳ぐらいに多い病気です。
また、目玉の中にある硝子体が縮み、黄斑部への牽引をおこして、穴があいてしまうと『黄斑円孔』を起こします。50〜60歳ぐらいで特に女性に多い病気です。
失明はしませんが、自然治癒は難しく、薬では治りません。網膜の牽引を起こしている場所は、網膜が浮腫をおこし視細胞が死んでしまいます。細胞が死んだ部分では、とくに網膜の中心(黄斑部)の浮腫が長く続くと視力が低下し、機能の回復は困難です。
自覚症状がでてから6ヶ月以上経過してしまった場合、手術をしても効果が少ないとのデータもありますので、発症から早い時期に、専門の大学病院で検査を受けていただき、手術の適応を決めてもらいましょう。
治療法は手術療法(硝子体手術)になります。
『網膜前膜または黄斑前膜』は硝子体を切除し、網膜前膜を剥がして治療します。『黄斑円孔』も硝子体を切除し、内境界膜を剥がして、穴を閉じやすくした所にガスを入れて治療します。
視力の目安ですが、『0.7』より悪くなると手術をしたほうがよいという報告があります。白内障がある場合には、同時に白内障手術も行います。手術は局所麻酔(目薬、注射)でおこない、痛みはほとんど感じません。手術時間は約1時間です。
視力の回復は黄斑部網膜の状態によります。黄斑部網膜が痛んでいる(発症から時間がたっている、術前の視力が悪い、網膜前膜により網膜がむくんでいる)場合は、手術による視力の回復が難しい。術後の視力の予想は難しく、完全に歪みがとれるかどうかはわかりません。網膜にアイロンをかけるように平にする手術ではありませんので、術後の回復には個人差があります。
ご予約は、24時間受け付けております。下記をクリックして下さい。
待ち時間を出来るだけ少なく、診療をスムーズにするための予約システムですので、事前に予約をとってから来院されるようご協力よろしくお願い致します。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
午後 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ |
午前 9:00~12:00
午後 14:00~17:30
△土曜は16:00まで
午前 9:00~11:45
午後 14:00~17:15
△土曜は15:45まで
木曜日、日曜日、祝日
0285-22-0413
便利な予約システムをご利用ください