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眼球の正面に見える「黒目」を角膜(かくまく)と言います。光を通す透明な膜で虹彩と水晶体を保護し、光学レンズとしての働きもあります。
角膜の構造は、表面から角膜上皮、角膜実質、角膜内皮に分かれます。
角膜上皮は外気にさらされていて角膜を外界から守るバリアとしての働きと、酸素を取り入れる働きを持ちます。
角膜実質は一番厚い層ですが透明で、光をそのまま通すことができます。
角膜内皮は眼球内の房水という栄養分に富んだ水を角膜実質に送り届けます。角膜はゴミなどによる刺激や、微生物による感染を受けることもあります。病気や外傷で角膜の透明性が失われたり、変形したりすると視覚に障害が出てしまいます。角膜の病気や損傷は強い痛みをともないます。
障害の軽い順に、点状表層角膜角膜症、角膜びらん、角膜潰瘍があります。
・点状表層角膜角膜症は、角膜上皮の一部が欠損している(むけている)状態
・角膜びらんは、角膜上皮全層が欠損している状態
・角膜潰瘍は、病変が角膜上皮のみならず角膜実質まで及んでいる状態
軽度な場合は症状が出ないこともありますが、流涙(涙がとまらないこと)や痛み、充血や、めやにが出たり、角膜の一部が濁ったりもします。また、まぶしさや視力低下の原因になる事もあります。
爪で角膜をひっかいたり、逆さまつ毛や異物が目に入ったりすることで起こる擦り傷による外傷によるものや、コンタクトレンズをつけたまま寝てしまったり、2週間や1ヵ月使い捨てコンタクトレンズの擦り洗いが十分にできていなかった場合など誤ったコンタクトレンズの使用によるもの、エアコンによる乾燥やパソコン作業時、画面を長時間見続け、まばたきの回数が減るために目が乾燥して角膜がきずつきやすくなるドライアイが原因のもの、薬剤や感染によるものなどさまざまです。
角膜上皮障害の一般的な治療法は、角膜保護治療薬や抗生物質の点眼になります。症状が強い場合は眼軟膏を直接目に入れて治療することもあります。角膜の障害は、症状は軽くても眼球の内部に異常がでることもあるため注意が必要です。また、角膜感染症による角膜上皮障害は、重篤になると角膜に穴があき失明することもあり、眼の病気の中でも比較的緊急性の高い病気です。治療には、抗菌作用のある目薬や軟膏の処方が中心になります。
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